日本初「P2P保険(わりかん保険)を取扱開始【週刊の動き】2月4集(生保版)

日本初「P2P保険(わりかん保険)を取扱開始

                  1月28日から

 少額短期保険業者の㈱justInCase
は、昨年7月に取得した規制のサンドボックス認定に基づき、国内初となるP2P保険(以下「わりかん保険」)を発売した。販売にあたり、同社と8社のパートナー企業都の協業が決定し1月28日から順次取扱いを開始している。同社が発表した内容は以下のとおり。
【わりかん保険】
 わりかん保険とは、保険の契約者同士がリスクをシェアし、もしものことが起こった際に助け合う仕組みを実現するもの。保険の原点とも考えられ、日本古来からある、頼母子講(たのもしこう)や無尽(むじん)をテクノロジーで蘇らせたもの。 今回同社が提供する、わりかん保険は「がん保険」で、以下の特徴がある。
1、IT技術を利用した助け合 いの実現により、既存のがん 保険より低価格を実現
2、保険料は後払い
3、がん診断時に一時金80万円
4、保険料は、月次で契約者全 体の保険金を合計金額を算出 し、その時点での契約者数で 割った金額に、一定の管理費 を上乗せした金額があと払い 保険料となり、justInCasegaが事 後徴収
【わりかん保険イメージ】
 例えば、2020年1月の保険金の合計金額が160万円で契約者数が1万人の場合には、「160万円÷1・3÷(1万人-2人)=229円」が、保険料として2020年2月に事後請求される。(保険料に占める管理費の割合は30%の場合)
 なお、今回のわりかん保険の販売に関して生産性向上特別措置法に基づく実証実験(いわゆる規制サンドボックス制度)の認定を金融庁から受けている。
【パートナー企業】
①株式会社アドバンスクリエイト、②SBI日本少額短期保険株式会社、③株式会社クラウドワークス、④株式会社新生銀行、⑤チューリッヒ少額短期保険株式会社、⑥株式会社ディー・エヌ・エー、⑦日本生命保険相互会社、⑧LINE Financial株式会社
 このうち、パートナーとして参加している日本生命イノベーション開発室・関 正之氏は
「今回justInCase 社が挑戦するわりかん保険は、この”多様化の時代”の新たなニーズに対応できる可能性を秘めたものだと考えております。「日本生命グループ」が持つ様々なノウハウを活用し、安定した運営に寄与させて頂くことで、ともに日本の保険マーケットを発展させていけるものと考えております(グループの子会社代理店からの送客等を検討しております。) 」と
語っている。