書面による理事会を開催【週刊の動き】5月3集(生保版)

会 次期生命保険協会会長に根
協 岸秋男氏(明治安田生命社保 長)を内定

書面による理事会を開催















 生保協会は4月17日、書面による理事会を開催し、以下のとおり報告を受け、それぞれ承認・決定した。
1、生命保険協会会長の内定
 来る7月17日開催予定の臨時社員総会終了後の理事会で、根岸秋男・明治安田生命社長(現生命保険協会副会長)を会長
(第58代)に選任(互選)することを内定した。
2、生命保険会社の資産運用を 通じた「株式市場の活性化」 と「持続可能な社会の現実」 に向けた取組について
 生保協会は、株主・投資家の立場から、企業価値向上に向けた取組みについて、1974年度より46年間に亘り継続的に調査を行っている。2019年度は株式市場活性化と持続可能な社会の実現に向けた当年度の活動内容や、企業および投資家の意識や取組み等に関するアンケート調査に基づく提言を取りまとめた報告書を作成した。
 提言内容は以下のとおり。
○経営目標/財務戦略
①中長期的な株主還元拡大(配 当性向30%以上)
②資本コストを踏まえたROE の目標設定と水準向上
○コーポレートガバナンスの向 上
③社外取締役に期待する役割・ 実績についての情報開示充実○対話の質の向上
④中長期的な投資戦略について の情報開示・対話充実
⑤経営層による対話への関与推 進
⑥対話の材料となるESGを含 む非財務情報の情報開示推進⑦企業分析・理解の深化と運用 戦略に応じた中長期的視点で の深度ある対話推進
○議決権行使
⑧反対比率が高い議案に対する 説明充実
⑨議決権行使プロセスの透明性 向上
○ESG取組の促進
10ESG取組の情報開示におけ る、統合報告書等の活用
11ESG取組の中期経営計画へ の組込
12ESG投融資の態勢整備と、 運用戦略に応じた中長期的視 点での対話促進
13気候変動が企業活動に与える 影響に関する情報開示充実と 情報活用の促進
14省庁横断的なEsG取組促進 策の打出し
この調査結果については、アンケートに協力いただいた企業、機関投資家及び東証一部上場の全企業に送付することとしている。
3、人生100年時代における 生命保険業界の役割に係る報 告書の作成・公表について
 営保協会では、これからの新しい時代において生命保険業界に期待される役割を検討・整理した「人生100年時代における生命保険業界の役割に係る報告書」を作成・公表したことを明らかにした。
 同報告書は、「人生100年時代」と呼ばれる高齢社会における様々な環境変化に伴い生じる、老後生活資金の不足や認知症の増加などの国民不安を改めて認識した上で、顧客視点を追求した「3つの安心(“わかる安心、“もしも”の安心、“自分らしく”生きるための安心)」の提供を通じて、国民不安の解消へ寄与する生命保険業界の役割を整理したもの。
4、保険教育の推進に向けた小 学生向けまんがコンテンツの 発刊について
 生保協会は、保険教育の推進に向けた小学生向けまんがコンテンツ「みんなを支える生命保険~生き方と自助のひみつ~」を㈱学研プラスと共同で制作し同会ホームページ上の「金融・保険に関する学習情報サイト」でデジタル版を公開したことを発表した。この書籍は、今後、全国の小学校に約22,300部、公立図書館に約3,200部を寄贈する。
 2021年度から全面的に使用される新しい中学校学習指導要領(社会科)では、社会保障について学ぶ際に、「民間の保険」や「自助、共助及び公助が最も適切に組み合わされるよう留意すること」についても併せて学ぶこととなっている。
 この書籍では、中学校における学習の導入として、小学生が自助の重要性について学べるよう、人生には様々なリスクがあることや自立した生活を支援するための社会保障制度があること、貯蓄や保険なども組み合わせて自ら備えていくことが大切であること等を分かり易く説明している。
 「金融・保険に関する学習情報サイト」https://www.seiho.or.jp/edu/
※同サイトではまんがコンテン ツ「みんなを支える生命保険 ~生き方と自助のひみつ~」 に加え、保険教育関連資料や 保険教育推進に係る生命保険 業界の取組み等を掲載してい る。
 また、生保協会では、国民一人ひとりが自らの将来を描き、実現に向けた準備を進めていく契機となるよう「自助の日」
{5月28日)を創設しており、引き続き、将来に向けて準備を進めていくために必要な知識の更なる向上に貢献できるよう、記入リテラシーの向上に資する教育活動を展開していく。