今年度の新しい取組みについて【オピニオン】4月2集(生保版)

難波 元氏(談)
公益財団法人 生命保険文化センター
理事事務局長
今年度の新しい取組みについて
 当センターは、昨年より社会に深刻な影響をもたらしている新型コロナウイルス感染症の感染拡大に柔軟に対応しつつ、「消費者啓発・情報提供活動」「学術振興事業」「調査・研究活動」を通じて、業界内外に有益な情報提供を行っております。最近の新しい取組みをいくつかご紹介します。
 消費者啓発・情報提供活動では、中学生向け家庭科・社会科用副教材に関し、本年4月から実施された新学習指導要領に基づいて全面改訂し、ホームページでの提供を始めたところです。また、2022年度から実施される成年年齢引き下げに対応して、高校生及び中学生向けに「契約」を軸とした出前講座を新設しました。さらに、生命保険の簡易な解説書「ほけんのキホンfor beginners」を高校生向けと子育て世代向けに分割リニューアルし、近々提供を始めます。その他、昨年来開始したオンライン・オンデマンド講座の拡充、生命保険の契約上のポイントなどに関するYouTube動画の提供などに取り組みます。
 学術振興事業では、4月に「生命保険・生活保障にかかわる調査の学術的活用のあり方に関する研究会」を発足しました。当センターでは、消費者動向・意向の把握を目的に、全国レベルのアンケート調査を継続的に実施しておりますが、本研究会ではこの調査を研究者・実務家・消費者の観点から再検討し、今日的ニーズに即したデータベースの再構築及び保険研究活動の活性化に取り組んでまいります。
 調査・研究活動では、「人生100年時代におけるライフマネジメント研究会」にて検討いただいた「ライフマネジメントに関する高齢者の意識調査」を昨年実施しており、5月に報告書を発行する予定です。また、3年ごとに実施している「生命保険に関する全国実態調査」も12月に報告書発行を予定しております。
 本年度もこうした取組みを通じて、生命保険制度の健全な発展に寄与してまいります。