オンライン生命保険市場を活性化 するプラットフォーム構築へ【オピニオン】6月1集(生保版)

金杉 貴仁氏(談)
   ライフネットみらい株式会社
   代 表 取 締 役 社 長
オンライン生命保険市場を活性化
するプラットフォーム構築へ
 「ライフネットみらい株式会社」は5月10日、ライフネット生命とAI技術や金融工学のテクノロジーを有する株式会社MILIZE(以下「MILIZE社」)との合弁会社として設立されました。
 当社設立の背景には、生命保険文化センターの調査において、「インターネットを通じて生命保険に加入した方」は約3%の一方で、約12%のお客様は「今後インターネットで加入したい」と回答されています。このギャップは、生命保険を自分で選んで加入することの難しさを示すものですが、当社はこの課題を解決し、ギャップを埋めるべくオンラインの生命保険プラットフォームを構築していきます。
 生命保険についてお客様の課題を調査した結果をみますと、保険商品の比較検討から加入、そして保険金請求に至るまで、全ての領域で「解決できていない」との項目が複数寄せられました。その解決策として、それぞれのステップに応じてワンストップでサービスを提供することが、加入時のみに限らず、オンラインでの生命保険に関する顧客体験全般の向上につながるのではないかと考えています。
 なお、当社はライフネット生命の子会社として
同社の商品を販売すると同時に、複数の保険会社の商品を取り扱う乗合代理店となります。これは、ライフネット生命ではお客様の保障ニーズを満たせずサイトから離脱される方が一定数存在することを踏まえ、複数の商品をご提案することにより、お客様のニーズに対応できるものと位置付けています。加えて、プラットフォームとしてサービス提供する意義は、複数の保険会社との契約を管理できることです。契約情報をご家族との共有を可能とすることで、万一の場合の不安の解消や、将来的には保険金請求のサポートまで提供していきたいと思います。
 今後の展開としては、短期的には、比較サイトを提供し、メインプレイヤーとなるよう努めます。現在、生命保険会社のデジタル化、オンライン参入が模索されていますが、当社はオンライン生命保険市場を活性化するプラットフォームの構築を実現していきます。       (文責・記者)